時の刻みを忘れていた町

小樽

札幌の隣である小樽は、過去に札幌より栄えていた時代があった。そんな時代の栄光を偲ばせる町並みが随所に残る小樽の町。再開発や観光地化で昔の町並みはどんどん無くなってゆくが、中心部や観光地から離れれば、まだまだ往時の面影を残す風景は各所に残っている。

そんな郷愁の小樽の町並を、手宮から小樽運河までを中心に写真に撮ってきたものです。

 

 

▲左:南小樽から手宮までレールの残る手宮線跡。公園として整備されつつある。右:手宮駅前通会の表示が残る街路灯。

 

 

 

▲手宮は錦町の商店街周辺。

 

▲ここに汽車が通らなくなって何年経つだろう。

▲ふと振りむけば時が止まった空間がある。

 

▲使用中止と表示されたままの踏切。もう使われることはない。

 

 

 

 

冬が近くなると、ぼくはそのなつかしい国のことを考えて深い感動に捉えられている そこには運河と倉庫と税関と桟橋がある。

そこでは人は重っ苦しい空の下を どれも背をまげて歩いている。

ぼくは何処を歩いていようが どの人をも知っている。

赤い断層を処々に見せている階段のように山にせり上がっている街を、ぼくはどんなに愛しているか分からない。  

―小林多喜二文学碑 碑文より

 

▲朝日に映える運河。西側は昔のまま残っている。

 

 

▲いつまでも汽車と通りを待ちうけているかのような踏切。

 

 

 

 

▲無用な線路が街中に放置されているのが小樽らしい。

▲列車が来なくても線路があったっていいじゃないか。

撮影200411

 

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