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一日散歩きっぷの変遷

道央の普通列車が丸1日乗り放題になるお得な切符「一日散歩きっぷ」を取り上げます。普通列車限定ながら結構遠くまで行けるので大変便利な切符です。土日祝日のほか、夏冬春休み期間は平日でも発売されます。

 

発売当初は一部の鉄道ファンが購入していたような感じでしたが、しだいに知名度も上がったようで、この切符をもった旅行者もだんだん見られるようになりました。最近では活用ブックなども市販されています。

 

この切符が最初に発売されたのが1995年。2千円で電車に乗って暇つぶしができるので重宝していました。おもえばこの切符とも、もう長い付き合いになります。

この切符の移り変わりなどをご紹介しようと思います。

 

  1995年6月24日発行

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「一日散歩きっぷ」として発売された初期の切符。すでにマルス(機械)発券が主流で、常備券にゴム印というのはこの頃には逆に珍しかった。

当初は期間限定商品だったのでマルスに登録するまでもなかったのだろう。

 

この頃は、札幌駅でもまだまだ国鉄型の車両が発着していた。

 

この切符と関係ないが、深名線廃止バス転換はこの年の9月4日。

 

 

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同切符の裏面。「ご案内」の文面も素っ気ない。まあ、普通列車限定と謳っているので、詳しい説明も不要かと思われる。

 

効力は基本的に「青春18きっぷ」と同様。

 

 1996年3月24日発行

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発売開始翌年の切符。いつの間にか発行年月日の欄が大きくなり、上部に移っている。

 

ちなみに、日付印は定期券と同じものだ。

 

この年の1月に運賃値上げが行われているが、「一日散歩きっぷ」の値段は据え置かれたのはあっぱれ。

 

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同切符の裏面。「ご案内」に石勝線特急特例区間の詳しい説明書きが加わった。

 

確かにあの区間をこの切符で乗車するのは、詳しくない人には難解だろう。

  1996年8月18日発行

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発売開始翌年夏頃の切符。フリー区間の路線図にイラストが加えられ、観光色が出てきた。また、ロゴマークも若干変わっている。

この頃から一般にも浸透し、定番商品となったようだ。

 

新十津川付近になぜか乗れないはずの特急列車のイラストが描かれている・・・

 

学園都市線、石狩当別から先のワンマン化は、この年の3月から。

  1998年8月14日発行

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1997年4月1日、消費税引上げに伴い、2,000円から2,040に値上げされている。

 

デザインもイラストが変更されている。上記の特急列車も普通列車(?)になった。

 

常備券による発売もこの頃が全盛期だったようで、次第にマルス券が多くなってゆく。

 

札幌圏各駅の自動改札機導入はこの年の秋から。

1999年6月13日発行

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自動改札化に伴ってマルス券による発券が主流になった。

改札印も省略されるようになった。

 

常備券の「ご案内」は裏面印刷だったが、マルス券の「ご案内」は別紙になっている。

 

自動改札機の利用ができるようになったのは有り難い。

  2000年5月27日発行

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この頃には道内主要駅もほぼ自動改札化されている。

が、常備券も細々ながら健在だった。

 

値段は変わらないが、フリー区間に富良野・美瑛間が追加されている。

 

印刷方法が変わったのか文字の字体が変化している。

 

この年の春に有珠山噴火による災害があった。また、暮れには岩見沢駅舎が焼失している。

  2003年4月20日発行

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すでに常備券は姿を消し、全てマルス端末券になった。

効力が変わるわけではないのだが、少々味気ない気もする。

 

 

この年の3月にJRタワーやステラプレイスが開業している。

 

  2010年8月13日発行

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2009年4月から企画きっぷの料金見直しで2,200円に値上げされた。

 

現在は券売機でも一日散歩きっぷを購入できるようになった。

窓口で並ぶ必要もないので大変便利になった。

 

しかし、ICカード乗車券主流の昨今では改札機にいちいち投入するのが億劫な思いの人も多いのでは。

 

 

 

 

 

 


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