四国旅行記

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第2章  松山〜宇和島〜中村〜高知(5月2日)

  

● 松山から宇和島へ

 

松山駅8:06分発「いしづち1号」に乗る。前日高松から乗ってきた列車だが、今日は松山から乗車することになる。松山で降りる人も多いがここから乗る人がさらに多いのは意外だった。満席に近い状態で松山を発車する。

 

車内で「醤油めし」で朝食とする。茶めしの上に具がのっているだけのシンプルな弁当だが、醤油味のご飯がおいしい。また経木の弁当箱なので、ご飯がしっかりとしている。冷や酒によく合いそうだと思った。

四国で駅弁を食べたのはこれだけ。四国は駅弁販売駅が少なく、また特急の車内販売も全て廃止となったようで、寂しい限りである。

 

 松山駅弁「醤油めし」(730円)。

 

 宇和島近くなると段々畑の間から瀬戸内海が見える。

 

 ミニ機関車が飾ってある宇和島駅。

  

 

● 予土線のトロッコ列車と四万十川 

宇和島から乗った予土線の列車は1両。後ろにはトロッコ車両が連結してある。この日はワンマンではなく車掌が乗務していた。

11:28宇和島を発車する。車内は観光客ばかりでほぼ満席。後ろに付いているトロッコ車両は十川・土佐大正間たった2駅間のみの開放で、今は締め切りである。

 

 予土線の列車。トイレなしオールロングシート。

 

 四万十川を見ながらのんびりと。

 

途中の江川崎からは四万十川に沿って列車は行く。十川駅ではトロッコ車両へ大勢乗車した。観光バスでやってきたのだろうか。

トロッコ区間では30〜40km/hのゆっくりした速さで走る。2駅で土佐大正。トロッコのお客はここでほとんど降りてしまった。

 

 土讃線終点の窪川駅。

 

 昭和時代に戻ったような窪川駅改札口。

 

 

● 土佐くろしお鉄道を往復して高知へ 

終点窪川で土佐くろしお鉄道に乗り換える。四国ゾーン券では四国JR全線のほか、土佐くろしお鉄道、阿佐海岸鉄道にも乗れる。窪川から乗った中村行普通列車は1両、しかも乗客は3人のみと寂しい状態だった。

 

 列車は太平洋岸に出る。どうもパっとしない天気だ。

 

 土佐くろしお鉄道中村駅。宿毛延長までは長らくここが終点だった。

 

中村で乗り換え、普通列車で宿毛まで往復する。この線は1997年開業の新しい線である。

わずか30分で終点の宿毛に着く。駅は立派な高架駅だが町はずれにある。どこへも行きようがないので、すぐに折り返しの列車で中村へ戻る。

中村発16:33「南風26号」に乗り換え、今日の宿泊地である高知へ向かう。

 

 中村始発の振り子式特急「南風」。3両編成。

 

線路脇まで人家の建っている路地裏のような単線の線路を、振り子式特急で高速で走りぬけるのはなかなか迫力がある。

18:18高知駅に着いた。

高知駅の旅館案内所に大行列が出来ていた。どうやら市内のホテルがどこも満員らしいのだが、連休とは言え少し異常ではないか。まだ明るいが、予定していたカプセルホテルに行ってみれば、この時間からすでに満員!サウナならば泊まれると言うので、サウナの仮眠室で寝ることになった。なかなか感じのよい店だったが、外出が出来ないので何度もサウナに行ったり、マンガを読んだりして過ごした。

 

 第1章  札幌〜大阪〜松山まで

第3章  祖谷渓谷とかずら橋 >

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