2012 旭川酒蔵旅行記 1


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毎年2月になると旭川の酒造会社「男山」による「酒蔵開放」というのが行われる。

酒蔵の庭先で、出来立ての酒を来場者に無料で振る舞うという日本酒好きには大変うれしいイベントで、うまい酒を心行くまで堪能できる。

8年前に1度行ったことがあって前回は日帰りで行ったのだが、今回は旭川にホテルを予約した。

 

2月12日、家を出る前に念のためJR北海道HPの運行情報を見たら 

江別〜岩見沢間運転見合わせ中、現在スーパーカムイ1号幌向駅停車中 

と始発便以降すでに運休している。札幌はこんなに晴れているのに。

出鼻をくじかれたが、行くだけ行ってみようと札幌駅へと向かう。

8時半過ぎくらいに駅について、改札口の表示板を見ると「9:00 スーパーカムイ7号」の表示があった。やった、この便からは運行を開始するようだ。

 

さっぽろ雪まつりも旭川冬まつりも最終日とあってか、車内は観光客らしい人ばかりで混んでいる。発車するころには通路まで立つ人も出てきた。

 

5分遅れで発車した列車は、先行の特急列車のせいでさっぱりスピードが上がらない。野幌を過ぎるとさらにノロノロ運転に。普通列車もつかえているらしい。

夕張川の鉄橋を渡ると天気が一変、暗雲が立ち込めて吹雪になってきた。

 

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車内は観光客ばかりで通路まで立客も。

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岩見沢駅手前、ポイント故障により停車中。外は真っ白。

 

上幌向を通過したあたりから列車は停まったりノロノロと動きだしたりの繰り返しになり、そうこうしているうちに本当に停まってしまった。「岩見沢駅構内ポイント切り替え不能につき停車中」と再び放送がある。20分くらいしてようやく動き出したが、駅手前でまた停まった。「旭山動物園号が岩見沢を発車してからの到着になります」と放送。岩見沢着は58分遅れとなった。

 

後ろの席の老夫婦は「国鉄だったらこんなこと無かった」と怒っている。しきりに「国鉄なら」「国鉄なら」という声が聞こえた。元国鉄職員だったのだろうか。

 

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この日動いている交通機関はJRだけのようだ。いつもより人が多い滝川駅。

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先行していた「旭山動物園号」。滝川駅で道を譲る。

 

滝川駅の向かい側のホームに「旭山動物園号」停まっていた。さすがに前をチンタラ走られてはかなわないのか、ここで追い抜く。すでに1時間遅れ。途中から乗ってくる人から見れば、吹雪の日に遅れずに列車が来たと思ったらちょうど1時間遅れだったという笑い話だ。

 

旭川着は1時間8分遅れの11時28分となった。ホームには長い列ができている。この列車は遅れスーパーカムイ20号(定時11時発)としてすぐに折り返す。

 

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1時間8分遅れで旭川に着いた「スーパーカムイ7号」。

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18番の停留所からバスに乗る。

 

男山までは駅近くの1条8丁目、18番の停留所から道北バスの永山13丁目行きのバスに乗る、永山2条6丁目で降りる。1条8丁目から290円。

 

入口の門から入ると樽酒試飲コーナーがあり、さっそく紙コップに一杯注いでもらう。キンキンに冷えたお酒はスーっと喉を通って行く。樽酒なので、ほのかに杉の香りがする。

 

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やってきました、男山酒蔵開放会場。

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さっそく試飲コーナーへと向かう。

 

酒蔵で飲む酒はすごくおいしい。飲み干した紙コップにまた注いでもらう。飲みやすいので何杯でも飲めそうだ。地元の人たちはマイぐい呑み持参で注いでもらっている。中にはマグカップの人もいたが(w

 

しかし、ハンパなく寒い。気温はマイナス10℃以下。厳寒の中での冷酒では、飲んでも全然酔いが回らない。

 

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樽酒を紙コップに注いでくれる。

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マイぐい呑み持参の人も多い。

 

樽酒の隣は平安−室町時代の酒を再現した「かめ仕込み酒」だ。これはドロっとした米粒が混じったドブロクだ。まだ発酵しているのか軽い炭酸で舌がピリッとする。

 

ほかに、甘酒、各種瓶詰製品の試飲などもある。ひと通り回って飲んできた。甘酒は体が温まる。

燗酒コーナーもあって、こちらは1杯100円と有料だが、男山特製ぐい呑みがもらえる。

 

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甘酒コーナー。粕汁ではなく、麹の甘酒なので米の発酵した自然の甘みがある。

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各種瓶詰酒の試飲コーナー。

 

空きっ腹でずっと飲んでいるのも何なので、屋台コーナー何か買おうとしたが、何を食べるか迷ってしまった。タコヤキ、アメリカンドッグ、いももち、カレーパンなどでは日本酒にあまりにミスマッチだし、酒粕入そば・うどんというのはちょっと惹かれたが、これは飲んだあとに食べたい。酒粕入玉子焼きというのがあって良さげだが、あったかいものがいい。

 

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中庭にある屋台コーナー。

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気温が低いので湯気がモウモウと上がる。

 

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ここの名物らしい酒粕入り豚汁。

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青空イートインコーナー。テーブルにも雪が降り積もる。

 

結局、酒粕入豚汁にした。大きく切った野菜がゴロゴロ入っている。これはいい。酒粕の甘い風味があって、体も温まってきた。

酒のケースで組み立てられたテーブルが並ぶイートインコーナーは雪が降り積もり、空きテーブルが目立つ。

 


2へつづく

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