2012年オホーツク流氷旅行記 6


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流氷ノロッコ4号は知床斜里から56分かかって、12:53に網走に着いた。駅舎側の1番線には13:29発のオホーツク6号札幌行きが入線していた。

帰りは行きと同じ『オホーツクの風』の指定席を持っていたが、きのうの事故で代車のボローツク号になったので、1本早いこの6号で帰ろうとも思ったが、持っている『特割きっぷ』で6号に乗ることはできなかった。

 

1時間半ほどの乗換時間があるので昼食でもと思ったが、駅周辺は何もないところだ。立ち食いそば屋もあるが今日は閉まっている。商店街のある中心部までは歩いて10分程だが、寒いし歩き疲れたので行きたくない。駅前にすき家とヴィクトリアステーションがあったが、網走まで来てそこに入る気はしなかった。

 

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▲網走駅に飾ってあった流氷。

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▲オホーツク6号発車後もオホーツクの風号を待つ人で待合室は一杯。

 

オホーツク6号がガラ空きのまま発車すると、入れ替わりにオホーツクの風号が入線してきた。

 

改札口の横には、6日までオホーツクの風号は代車で運転する旨の張り紙があった。一晩で修理できるものではないようだ。待合室には、遠軽駅積み込みのかにめしは当面販売休止との張り紙もあった。列車に関してはがっかりなことばかりだ。

 

待合室にキッチンモリヤという喫茶店が併設されていて、入口では駅弁も売っている。駅弁を買うと店内で食べることもできる。

ここの駅弁屋は最近の駅弁屋には失われたオーラというか駅売りのこだわりのような感じが漂っていて好感が持てる。

主人らしい人が睨むように店番をしていると、何となく近づき難い雰囲気が漂う(笑

 

駅弁を買って車内で食べることにした。網走駅モリヤのかにめしもおいしいのを知っている。奮発して1200円の『漁師のかにめし』というのを買った。最後の1個だったようで、商品を受け取ると売り子さんが値札を下げた。

 

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代替車両によるオホーツクの風ならぬボローツクの風号となった。

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方向幕の表示は『臨時』のみ。なんかさみしい。

 

上り『流氷特急オホーツクの風』号は本日6両編成で運転される。前から2両目の増1号車グリーン車は、3号車ラウンジカーの代替としてフリースペースとの由。売店は同じく増1号車の売店設備にて行うとの案内があった。

 

P3040664.jpg網走駅で買った駅弁『漁師のかにめし』。

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『漁師のかにめし』の具材は蟹の身のみ、直球勝負!漢のかにめしと呼びたいほど豪快な駅弁。

 

オホーツクの風号は14:17に先の6号と同じくらいガラ空きで網走を発車した。

発車後さっき買った『漁師のかにめし』を開く。ご飯の上にずわいガニのほぐし身とタラバガニの脚の肉がこれでもかというほど載っていた。具材はカニの身のみ。ご飯もカニ風味に味付けされてカニの身にぴったり。薄味だが余計な味付けはなく、カニの風味がダイナミックなまでに生かされている。さすが1200円だけのことはある。

旅行中、網走でカニを食べそこなったら、この駅弁を買うといいかもしれない。

 

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増結1号車はラウンジカーという名の自由席状態。

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グリーン車はやっぱり快適。

 

食べ終わってから増1号車の売店に行ってみる。ラウンジカーとして使用されている車両だが、初めから陣取っている人もいる。売店で缶ビールを買い、1人掛けの席がいくつか空いていたので座った。

さすがにグリーン車の座席で、座ってみると楽だ。普通車からこっちに引っ越すことにした。

北見でたくさん乗ってきたが、オホーツクの風より座席数自体は多いので、空いている。こっちのグリーン車に乗ってくる人はいない。ラウンジカーとする旨の張り紙があるわけではないし、出入口上のところには『指定席』と表示してあるので、途中から乗った人は普通のグリーン車だと思っているのだろう。

 

観光疲れなのか、車内の多くの人はただひたすら眠っている。グリーン車とはいえ、だんだん退屈になってきたので、札幌で昨日買っておいた文庫本を読んだ。

たまに売店に行く人が行き来するくらいで、車内は静か。ただ、大いびきのおっさんには参った。行きの階下ラウンジカーのような賑わいは全くない。

 

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一般車両となってしまったお詫びのチーズケーキ。持って帰って大変美味しく頂いた。

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峠を下ると日が暮れてゆく。

 

遠軽を出たあたりで、客室乗務員たちが乗客に何やら配り始めた。車両が一般車両になってしまったことのお詫びとしてお土産を持たしてくれるという。

中を開けてみるとチーズケーキ2個入りの箱だった。丁寧に保温袋に保冷剤も入っていた。至れり尽くせりだ。

 

旭川の手前あたりでまた売店に行き、弁当とビールを買った。買ったのは『オホーツクサーモンザンギ丼』、リゾート車両で運転していたら早々に売り切れていたかもしれない。

 

今回はがっかりすることもあったが、結果的に得をさせてもらった旅行だった。

 

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売店で買った『オホーツクサーモンザンギ丼』。

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蓋を開けた状態。ご飯の上にからふと鱒の唐揚げが載る。

 

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水菜、とろろ、山わさびを全部のっけた状態。箱が深いので少々食べにくいのが欠点。

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▲札幌に到着。

 

旭川で降りる人が多く、グリーン車も空席の方が多くなった。途中からの乗ってくる人も無く、車内は寂しくなってきた。旭川を発車したあたりから、売店に買物しにグリーン車を通り抜ける客もぽつらぽつら現れるようになった。売店は19時5分で営業を終了するとの案内があった。

 

札幌に着いても、斜里で見た大流氷原が頭から離なかった。

 


終了

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