周遊きっぷで九州一周

第4章 肥薩線と急行「くまがわ」

   4   

【行程】

12月30日(火) 長崎1430 Lかもめ 181618博多

12月31日(水) 博多 006 特ドリームつばめ 554西鹿児島925 Lつばめ8 1135八代1159 普通 1315人吉1330 いさぶろう 1500吉松1525 しんぺい 1650人吉1742 急くまがわ12 1909熊本1930 L有明54 2058博多

 

「ドリームつばめ」はこの日は増結して11両編成。自由席は9・10・11号車と8号車の半室である。増結車両は「有明」の編成であった。

発車5分前にはほぼ満席になった。ほとんどの人は熊本までに降りていった。

 

西鹿児島駅に降りたのは朝6時前。まだ真暗だ。雨が降っている。

この日は昼まで市電で鹿児島見物をして、隼人から肥薩線に乗る予定であったが、雨の中街中を歩くのは憂鬱だ。

予定を変更して9時25分の「つばめ」で八代までいくことにした。7時過ぎにようやく明るくなってきたところで市電で谷山まで往復して来た。

 

西鹿児島駅ホーム。「つばめ」の始発駅。

西鹿児島駅弁とんこつ弁当(¥900)。

 

西鹿児島発の「つばめ10号」の自由席は空いていた。コンコースの売店で買った駅弁で朝食とする。

名前は「とんこつ弁当」なのだが包み紙はなぜか「かごしま弁当」になっている。炊き込みご飯に豚の角煮と煮物がついている。

焼酎と醤油で煮込んだ骨付きの豚の角煮がすごい。骨まで柔らかくなっていて全部食べられる。焼酎がほしくなった。

 

西鹿児島では空いていた車内も川内・水俣・出水と停車駅ごとに乗客が乗ってきて混雑してきた。

 

山水画のような谷間の駅。

 

八代で降り、肥薩線に乗り換える。人吉行きの普通列車はキハ31の単行で観光客や鉄道ファンで満員だった。後部運転室横のスペースに立つことにする。

八代から人吉まではほぼ球磨川の渓谷に沿って列車は走る。あいにくの雨だが、雲がたちこめる谷間はまるで山水画のようで悪くはない。

 

人吉で吉松行きの観光列車「いさぶろう」号に乗り換える。車両はキハ40の単行ワンマン列車だ。この列車もファンで満員だった。

 

人吉を発車するとテープで観光案内や車窓の見どころの説明がある。球磨川の鉄橋や矢岳トンネルの入口では運転士さんが停車して説明してくれた。

大畑(おこば)駅に到着。5分ほど停車する。

 

ホームに残る洗面台の跡。大畑駅。

大畑駅の古めかしい駅舎。無人駅である。

大畑駅のループ線頂上から。下にさっき通った線路が見える。

 

大畑駅を発車すると列車はループ線を登る。列車は大きく円を描いて走っているのだが、あまり実感は湧かない。

しばらく走って下のほうにさっき通った線路が見えた。ここがループ線の頂上で1周したことになる。

 

矢岳駅。ここも無人駅ながら古めかしい駅舎が残る。

 

矢岳は若干の集落があり、二人の地元客が下車して行った。駅構内にSLが保存してあり、運転士さんが説明をしてくれる。

 

矢岳・真幸間の絶景。朝の一番列車では「雲海」も見えることがあるという。

 

吉松からは再び観光列車「しんぺい」号で人吉まで折り返すことにした。

 

人吉駅からは急行「くまがわ」が熊本まで結ぶ。

「くまがわ」車内。

 

そういえば「つばめ」の車内の駅弁からまだ何も口にしていなかった。人吉の駅弁はすでに売っていなかった。

 

仕方なく駅の売店で160円のサツマ揚げと260円の地元のカップ焼酎(名前は忘れた)を買って急行「くまがわ」に乗る。車内の乗客は二人のみ。

すきっ腹に焼酎が胃にしみる。サツマ揚げが意外とうまかった。

 

熊本から特急「有明」で博多に向かう。携帯ラジオで紅白歌合戦を聞こうとしたが、車内では電波は入らなかった。

博多では駅前のビルの地下にあるラーメン屋でラーメンを食べる。この店に行くのは3回目になる。年末年始に博多ラーメンを食べようとすれば、この店しかやっていないのだ。


第3章 長崎の電車     第5章 指宿枕崎線と「砂むし風呂」>

PUPUPUKAYAの鉄道旅行記