周遊きっぷで九州一周

第2章 「さくら」から長崎まで

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【行程】

12月29日(月) (前日)東京1803 特さくら 1305長崎(カプセルホテル泊)

 

6時ごろ目覚めるが、外はまだ真っ暗。そのままベッドでまどろんでいると7時過ぎにようやく外が白明けてきた。

7時30分新山口あたりで起きる。ロビーカーでは駅弁の車内販売が行われており大行列ができている。朝食は8時33分着下関で仕入れることにした。

 

駅弁の売店に行列が出来る。下関。

下関停車中に買ったふく寿司(¥830)

 

下関では機関車交換のため5分間停車する。ロビーカーの車内販売で買えなかった乗客がホームの売店へ向かう。

有名な「ふくめし」を求めるが売り切れで、かわりに「ふく寿司」を買う。

 

下関を発車すると関門トンネルにはいる。トンネルを抜ければ門司で、いよいよ4度目の九州上陸となる。周遊きっぷゾーン券もここから使用開始となる。

門司では再び5分間停車するが、こちらには売店はない。

 

関門トンネルを抜けて九州に上陸。

 

さて、無事九州上陸を果たしたところで、缶ビールをあけ「ふくすし」で朝食にする。

すし飯の上に酢でしめたフグの身が2切れと千切りにしたフグの皮がのっている。さっぱりとしておいしい。

B個室で朝からロング缶を開けていい気持ちになってくる。13時過ぎに長崎へ運ばれるまではお酒を飲もうが、寝転んでいようがまったく好きなように過ごせる。

 

切り離し作業を見物する。鳥栖駅。

「はやぶさ」を切り離したあと機関車を連結する。

 

10時19分に鳥栖到着。ここで熊本行き「はやぶさ」と長崎行き「さくら」を切り離す。切り離し作業のところには人だかりが出来ている。

車両を切り離したところで、10時27分熊本行き「はやぶさ」が先に発車する。そのあと熊本方から「さくら」を牽引する機関車が来て客車に連結する。

 

10時37分長崎に向けて出発した。18分の停車中に後から来た「かもめ7号」に追い抜かれる。この列車に乗れば長崎には1時間以上も早い11時53分に着く。

この先「さくら」は長崎まで何度も停車しながら特急「かもめ」に追い抜かれることになる。

 

鳥栖停車中に買った「かしわめし」(¥680)

肥前山口では9分停車。ここでも後続の「かもめ」に抜かれる。

 

肥前山口からはさらにスピードは落ちる。何度も小駅に運転停車しながら有明海沿いをのんびりと走る。B個室のテレビのような小さな窓から流れる風景を飽きずに眺める。

まさに「車窓はテレビよりも面白い」のであった。

 

B個室「ソロ」の室内とテレビのような小さい窓。

 

長崎に到着。

 

13時05分、東京から延々19時間かかって長崎駅に到着した。しかし時刻は既に昼過ぎ。各車両ごとに数名の乗客がパラパラと下車しただけで終着駅の風情も何もなかった。

寝坊して自分だけが午後から出社したような、わびしい気分だった。


第1章 札幌から「さくら」まで     第3章 長崎の電車>

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