周遊きっぷで九州一周

第1章 札幌から「さくら」まで

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【行程】

12月27日() 札幌2200 急はまなす 535青森(翌日)

12月28日() 青森552 Lつがる2 648八戸655 幹はやて2 951東京1803 特さくら 1305長崎(翌日)

2003年暮れから正月にかけて、北海道から新幹線・ブルートレインを乗り継いで行った九州旅行の記録です●

 

21時40分ごろ札幌駅のホームへ上がる。自由席はすでに大勢の行列が出来ていた。

急行「はまなす」の指定席に乗る。普段は空いているが、今日はさすが帰省シーズンで車内は満席だった。

 

昨年の正月旅行は、フェリーと青春18きっぷを使用して九州まで行った。今年の正月休みは長く取れることになったので、昨年の九州の暖かさを思い出し、また九州へいくことにした。

 

今回は札幌から九州まで往復鉄道利用で周遊きっぷを使用する。九州ゾーン券で九州を1周してこようというものである。

 

この車両の座席はグリーン車の中古が使用されており、シートピッチも広くなかなか快適である。隣は台湾からの旅行者らしい。辞書を片手に一所懸命マンガを読んでいる。

 

身体が痛く、何度も目覚め、やっと青森に着いた。青森で乗り継いだ特急つがるはガラ空きだった。

 

八戸からは新幹線「はやて」号で一気に東京へ向かう。新幹線の八戸・盛岡間は初乗車となる。

乗り継ぎ時間に売店で買った鰯かばやき弁当(¥630)で朝食とする。

 

「はやて」号は八戸を出発するとすぐにトンネルに入る。盛岡までの区間は、ほとんどトンネル区間で景色は見えない。盛岡でたくさん乗り込んで、ほぼ満席となった。

 

 帰省ラッシュで混雑している東京駅に到着。

 東北新幹線「はやて」

 東京駅丸の内口。立派な駅だが裏口といった佇まいだ。

 

さて、いよいよブルートレイン「さくら」号である。

かつては九州へ向かうブルートレインは「さくら」「はやぶさ」「みずほ」「富士」「あさかぜ」の5本もあった。どの列車も食堂車を連結していた。

 

東京から九州行きのブルートレインは北海道の少年には夢のまた夢だった。

そんな少年も大きくなり、日本中どこでも旅行できるようになった。「北斗星」や「トワイライトEXP」など豪華寝台特急も走るようになり、何度も利用した。

しかし、九州ブルートレインに乗ることはなかった。「北斗星」などと比べあまりに貧弱な設備や、不便なダイヤに魅力を感じなくなっていたのだ。

 

そうするうちに食堂車がなくなり、「みずほ」「(博多)あさかぜ」がなくなり、「富士」「はやぶさ」が大分・熊本で打ち切り、「さくら」「はやぶさ」併結など年々縮小されていった。

今では九州ブルートレインは実質2往復、いつの間にか車内販売すら廃止されてしまった。もう行き着くところまで来てしまった感がある。

 

 17時53分に入線。帰省の家族連れが多かった。

 

車内では翌朝まで何も買うこともできない。長時間乗車に備えて酒と食料を用意しなくてはならない。

東京駅大丸デパートの地下食品売り場に行き、久々にデパ地下めぐりをするのは楽しかった。奮発してワインも買った。

 

買い込んだ食料品と酒を提げて早速乗り込む。寝台は8号車のB個室「ソロ」下段である。「ソロ」は上段のほうが眺めはいいが、上下寸法は下段のほうがゆったりとしている。幸いこの下段室の寝台は進行方向に向いている。

車内は家族連れの帰省客で大盛況であった。

 

こちらは熊本行きはやぶさ編成に連結のロビーカー。

ロビーカーには立派な売店設備もある。何とか活用出来なかったのだろうか・・・。

 

この列車は「さくら・はやぶさ」号となっており、途中の鳥栖までは連結して走り、鳥栖からは切り離してそれぞれの行先へ向かうことになっている。

18時03分「さくら」はホームを離れた。有楽町、新橋・・・と次々に駅を通過する。どの駅も大勢の人がいる。

 

混んでいるせいかなかなか車内改札が回ってこない。横浜をすぎてからようやく車掌が回ってきた。個室の鍵を受け取れば、明日13時05分長崎到着までの城となる。

 

横浜に到着。

 

念願のブルートレインに乗れたことで、缶ビールをあけ一人で乾杯した。窓の下のテーブルに惣菜を並べ、ワインの栓も抜いて飲んだ。南米ワインも名店の惣菜もさすがにうまかった。しかしどうもすっきりしない。ロビーカーへ行ってみたが、家族連れが多く、あまり落ち着かなかった。

22時44分名古屋で眠くなったので横になる。


第7章 大阪から「トワイライトエクスプレス」で札幌へ     第2章「さくら」から長崎まで

PUPUPUKAYAの鉄道旅行記