青春18きっぷとフェリーで九州へ

2,博多・熊本


 

●九州上陸から熊本まで

【12月31日(火)】

ムーンライト九州→7:27博多8:18(快速)→9:17大牟田9:30(普通)→10:34上熊本

 

「ムーンライト九州」は夜明け前5:34に下関に到着した。ここで機関車交換のため12分停車する。ホームの弁当屋もすでに開いていて人だかりができていた。下関を発車し、関門トンネルを抜ければいよいよ九州である。と言っても外はまだ真っ暗で何も見えない。終点博多近くなってからようやく夜が明けてきた。

 

 夜明け前の下関駅。

 

 福岡だが、駅名は博多である。

 

博多から、大牟田行き快速に乗る。博多から大牟田までは西日本鉄道が平行しており、向こうのほうが本数も多く運賃も安いので、この区間でJRを利用する人は少ないようだ。

 

 大牟田駅。

 

大牟田で乗り継いだ八代行きの列車は今回はじめてのロングシート車である。10:34列車は上熊本に着いた。ここで降りることにする。

 

 木造駅舎の上熊本駅。右は夏目漱石像。

 

上熊本駅は堂々とした立派な木造駅舎が健在である。

熊本にも路面電車が走っており、上熊本駅にも接続している。今回の旅の目的のひとつが熊本市電で、夕方まで電車に乗るつもりである。1日乗車券を買い電車に乗り、繁華街の通町筋で降りる。

 

路面電車の走っている都市の中心部というのはどこも似たり寄ったりだと思う。大きな百貨店を中心にして歩行者専用のアーケード通りが伸びていて、アーケード通りと電車通りの交差点に電停があるパターンである。

ここ通町筋もそうだが、さきの富山もそうだった。また概してJR駅と中心部が離れているのも路面電車都市の特徴だ。だから今まで生き残ってこられたのだろう。駅から電車に乗り、繁華街で電車を降りるとすぐにアーケード商店街がある。雨の日など大変便利ではないか。

しかしそのパターンも車社会の最近は通用しなくなっているようで、電車の乗客は減る一方、アーケード商店街もさびれる一方というところが多い。

 

 低床電車が走る。水前寺駅前電停。

 

 熊本城をバックに。通町筋電停。

 

 車内の様子。

 

 熊本駅前。

 


 

●熊本からムーンライト九州まで

熊本16:35(普通)→17:26大牟田17:33(普通)→19:07博多21:09ムーンライト九州 車中泊

 

年末年始の旅行は食料事情が悪い。熊本ラーメンでも食べようと思っていたが、どこの店もすでに休業になっていた。わざわざ九州まで来て年中無休のファーストフードというのも馬鹿らしい。結局熊本では何も食べなかった。

 

熊本駅ホーム。

 

熊本からは折り返し帰り道となる。ホームで立ち食いうどんを食べてから、16:35発銀水行きに乗る。北海道ではすでに薄暗くなっている時刻だが、九州ではまだ日が出ている。2両のロングシートワンマン電車には西日が差しこみ、まぶしい。

 

大牟田で門司港行に乗り換え、各駅停車で博多に着いた。地下鉄で天神まで行ってみたが、大晦日なので当然どこもやっていない。

博多駅前の地下にあるラーメン屋で博多ラーメンを食べる。だいぶ変わったラーメン屋で、カウンターがまるで投票所みたいに仕切られており、他の客を気にせずにラーメンをすすれる、ということらしいが、飼育箱のニワトリにでもなったような気分で、どうも良くない。だがラーメン自体はおいしかった。

 

ホームに上がり、「ムーンライト九州」に乗る。車内はほぼ満席だ。普通ならば自宅で紅白歌合戦でも観ている時間だが、車内は普段と何も変わらない。疲れていつの間にか眠ってしまった。

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