富良野ラベンダーエクスプレスで行く

富良野日帰り旅行記 −1


 

● はじめに 

 

6月9日土曜日。Y祭りが今年も札幌で開催される。筆者P(♂)のほか、メグ(♀)、ユッキ(♀)、リョウ(♂)の4名は、そんな喧騒の札幌から逃れるべく旅立つことにした。

 

最初は「1日散歩きっぷ」あたりを使用して近場に行こうというはずだったが、誰かが富良野に行きたいと言い出した。ちょうど「ふらのラベンダーエクスプレス」という臨時特急が走っていたので当然これがいいということになった。使用する切符は「ふらの・びえいフリーきっぷ」で札幌発は5000円で、+3000円でレンタカーが利用できるので、現地では車で観光する。

 

最初から車で行けばいいのではないかと頭をよぎったが、汽車旅という本来の目的が崩れるということと、車だとPが「そんなら俺はいいわ」とすねるので、富良野までは汽車で行く。

 

ふらの・びえいフリーきっぷ

 

● ふらのラベンダーエクスプレス 

 

 自由席なので9時前にホームに上がったが、まだ並んでいる人はいなかった。今回札幌駅から乗るのは「ふらのラベンダーエクスプレス3号」である。4両編成のリゾート列車は3号車が2階建てになっていて1階が4人用個室、2階が4人用ボックスシートの自由席になっている。

 

▲ふらのラベンダーエクスプレスの乗車案内。

▲「ふらのラベンダーエクスプレス」が入線。

 

▲2階席は天地がやや窮屈な印象。座ってしまえば関係ないが。

▲ボックス席だが前後は余裕があってゆったりできる。折りたたみの大型テーブルは便利。

 

まだ観光シーズンには早いか、Y祭りのためなのか知らないが車内は空いている。われわれ4人は3号車2階建てのボックスシートにとりあえず陣取って発車を待つ。

 9:15、列車は札幌駅を発車する。テーブルに弁当やサンドイッチをひろげて朝食。Pは「石狩鮭めし」、リョウは「桜ます押し寿し」、メグとユッキは東改札横リトルマーメイドのサンドイッチ。

 

 石狩鮭めしは前に食べたのと違っていて、いつの間にかイメージチェンジされたようだ。駅弁はあまりゴテゴテした物よりも、こういうシンプルなものが好きだ。いつもの見慣れた札幌近郊の風景も、特急列車に乗って駅弁を食べながらだとまた違って見える。

 

ボックスシートで向かい合っての旅。メグとユッキは「楽しいね〜」と言う。嬉しいね〜。

 

▲札幌駅駅弁のベストセラー石狩鮭めし。

▲桜ます押し寿し。

 

▲大きなテーブルに弁当やお茶を並べながらの汽車旅は楽しい。

▲さすが2階席だけあって目線は高い。

 

リゾート列車だけあって、普通の特急列車には無い設備がたくさんある。2階建て車両の1階は個室になっている。3室あってうち1室だけ空いていたのでちょっと見学させてもらう。座り心地も良くって狭さも感じない。ただ階下席なので窓からの眺めは良くない。

 

▲2階建てなので車内に階段がある。

▲1階は4人用個室。以外と広々としている。

 

 

滝川から根室本線に入る。列車のスピードはガクンと落ちる。いつの間にか3号車の客は我々ともう一組だけになっていた。

P以外の3人には関係ない話だが、この2階建て3号車はエンジンがついていない付随車なので車内はとても静か。

 

車掌さんが乗車記念証明書というのを記念にくれた。

 

▲終点富良野に到着。

▲2階建て部分。

 

11:01、終点富良野に到着。天気は良くて今日は暑くなりそうだ。富良野では駅レンタカーを予約してあって、車で観光することになる。

 

▲昔の駅名標とへそ踊りの人形。

▲富良野駅からレンタカー(ノート)で出発。

 

駅のレンタカー事務所で手続きをして車に乗り込む。運転するのはメグ。Pも免許は持っているが、ペーパードライバー歴7〜8年というかなり頼りないドライバーなので、運転はメグ一人にまかせる。

 

車を北の峰に向かって走らせ、まず行ったのが菓子工房フラノデリス。瓶づめの「ふらのの牛乳プリン」が有名。ここでケーキやプリンを買う。

 

▲フラノデリス。

▲駐車場からの眺め。

 

▲北海道のへその看板。

▲ここが北海道の中心。

 

また市内に戻ってきて、富良野小学校にある北海道の中心を見に行く。小学校の校庭に「北海道中央緯度観測標」というボールが置いてあって、北海道の中心を示している。横には「北海道中心標」というでっかい石碑がある。

ユッキはここに来る前「北海道の中心で愛をさけぶ」と言っていたが、言わなかったようだ。

 

 

● カレーのまち富良野 

 

そろそろ昼食にしようかと、どこへ入ろうかパンフレットを見る。富良野へ来たならカレーが食べたいと言う事になって、まず向かったのが「唯我独尊」。店の前まで行くと混んでいて、店の外に行列が出来ている。並んでまで食べたくないというのは4人とも一致する。

 

他をあたろうとあちこちぐるぐると回ってたどり着いたのが「朝日のあたる店」であった。店は2階にあり、階段をのぼってドアを開けるとテーブルが一卓だけ空いている。L字型の変な席だがとりあえず良かった。

 

Pとリョウは「富良野オムカレー」、メグとユッキは「スペシャルカレー」にする。しばらくして瓶詰めの牛乳が出てきた。オムカレーには牛乳がつく。冷たい牛乳は濃くておいしい。しかし牛乳なんて飲むのは何年ぶりだろう。

 

▲朝日のあたる家。

▲ふらの牛乳が出てくる。

 

「富良野オムカレー」はカレーライスの上にオムレツが載り、上には旗が立っている。仕上げにチェダーチーズを使用したというオムレツはとてもふんわりしてしかも濃厚な味わい。カレーはやや辛口だが、オムレツと絡めるとマイルドになる。

メグは辛いとヒーヒー言いながら食べる。辛いの苦手なメグは大げさなのであって、別に激辛カレーではないのですよ。

 

▲たまごカレーにハンバーグが載った「スペシャルカレー」。

▲旗が立つ「富良野オムカレー」。

 

▲オムカレーとスペシャルカレー。

▲フラノデリスで買ったチーズケーキとふらの牛乳プリン。

 

食べ終わって店を出るころには、入口に数人の待ち客の列があったので、我々は運がよかったようだ。

札幌のY祭りにもかかわらず、ここ富良野にも多くの人が観光に来ている。皆考えることは同じなのかもしれない。

 

デザートにさっきフラノデリスで買った牛乳プリンを食べる。

 

富良野日帰り旅行記 2へつづく >> 


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