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2008年ドイツ鉄道旅行記

ドイツ国内の各都市を鉄道で巡ったときの旅行記です。

11】 IC2020夜行列車 

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  フランクフルト中央駅

 

フランクフルト中央駅は遅い時間まで多くの人で賑わっている。駅構内は売店やレストラン、コンビニなど様々なテナントが営業している。中でも多いのがインビスと呼ばれる売店である。

 

インビスとはソーセージやホットドッグ、ピザなどの軽食を売る店で、店先には簡単な立食スペースを設けている。街中でも屋台みたいな感じでよく見かけるが、場所柄か駅構内はどこもこの手の売店が多い。ピザやホットドッグをかじりながら駅構内を颯爽と歩いて行く人もよく見かける。

1人旅だとレストランにも入りづらく食事に困ることが多いが、インビスで手軽に済ますのも良いだろう。

 

今日の夕食は、インビスで買ったフランクフルトドッグ。ケチャップとマスタードは店の脇の蛇口みたいなところから自分で付ける。

空いている立食テーブルで列車を見ながらビールを飲みながら食べる。なんかイイな。日本にもこういうスペースがあればいいのに。

駅構内の売店の多くは22時で店じまいになった。

 

▲駅構内のインビスで買ったパンに挟んだソーセージとビール。デカイ。

▲鉄道模型のジオラマがあった。コインを投入すれば運転もできる。

 

まだ時間があるので、駅の外をちょっと一回りしようと歩いていると、いつの間にかピンクのネオンが輝く一画に入ってしまった。店先に立つ男が次々に「ミスター」と言いながら親指を立てる。親指の意味は分からないが呼び込みだと分かる。ちょっと遊んで行こうかとも思ったが、言葉も料金も分からないのでやめておく。

怖そうな感じはなかったが、夜はあまりウロウロしない方が良さそうだ。

 

▲行き止まりの線路が並ぶフランクフルト中央駅。

▲ドーム屋根。

 

 

  フランクフルト中央駅 23:14 → 5:52 ブレーメン中央駅 IC2020(ハンブルク・アルトナ行)

 

23時近くなってIC2020列車が4番線に入ってくる。この列車はフランクフルトからハンブルク・アルトナまで結ぶ夜行のIC(特急)列車で、ドイツでも夜行は寝台列車全盛にあって、数少ない座席夜行列車でもある。レイルパス所持者ならば追加料金なしで乗れるので、宿代わりにもなる。

 

13両の編成でうち2両が1等車になっている。長編成だがどの車両もガラ空き。寝台車はついていないが、所々にあるコンパートメントは予約が入ってなければ自由席として利用できる。車内には売店もあるようだが、利用はしなかった。

編成の先頭の方は無人の車両もあったりする。金曜の夜だというのにあまりにも寂しい夜行列車だ。

 

▲ハンブルク・アルトナ行IC2020列車の表示。

▲編成は長い。ホーム先に行くにつれ無人の車両も。

 

客車内は2人掛けリクライニングシートが並ぶ。座席の回転は出来ない。2か所4人向かい合わせボックス席がある。車内の乗客は3人ほど。ゆったりとしたボックス席を占領する。しかし、ここまで人がいないと逆にちょっと怖い。

 

発車時刻になるとゆっくりと音もなく動きだした。だんだん街の灯かりも遠ざかって行く。

 

次のフランクフルト空港駅では、トランクやボストンバッグを持った人がたくさん乗って来た。各座席の列が埋まるほどの乗車率になる。ボックスの向かいの席も学生らしい兄ちゃんが座った。グリーン車並みにゆったりとした席なので相席でも窮屈ではない。

 

駅で買った寝酒のワインを開けると炭酸が吹いてビックリする。ワインだと思っていたら実はシャンパンだった。

車掌が検札にきて、パスに明日の日付を書いたのを見せた。眠くなったので、中の肘かけを枕にして横になる。私はこの格好で日本中を旅してきたので慣れたものだ。

 

▲固定式集団見合いリクライニングシートが並ぶ。

▲夜中でも車内は明るいまま。

 

3時頃車掌に起こされる。また検札。美人の女車掌だったような気がする。それ以外は記憶がないのでよく眠っていたようだ。

5時半ごろ目覚める。車内の乗客はぐっすり眠っている人が多い。5:52、ブレーメン中央駅で下車する。

まだ夜明け前で寒い。ホームや駅前はまだ暗いが、駅構内は明るく、1日の朝が始まっている。一部の売店やカフェなどは早朝からすでに営業している。土曜日の朝早くからどこに行くのだろうかと思うほど人が多い。

 

開いていたカフェでチキンのサンドイッチを食べる。

駅前に発着のトラムはすでに動いている。さっそくブレーメンのトラムに乗車することにする。

 

▲夜明け前のブレーメン中央駅。走り去るIC2020列車。

▲ブレーメン中央駅構内のカフェで食べたサンドイッチ。

 

【10】フランクフルトまで

 

【12】 ブレーメンのトラム

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